小児歯科｜大阪八尾市の歯科医院ならみやけ歯科医院

小児歯科

「乳歯はどうせ抜けてしまうもの、永久歯に生え変わってから処置すれば良い」と考えている方はいらっしゃいませんか？
乳歯の期間、永久歯は乳歯の下に埋まっている状態であり、乳歯が大きな虫歯になったりすると、
永久歯の発育や生え変わりに悪影響を及ぼすことがあります。
さらに、乳歯や生えてすぐの永久歯は虫歯になりやすく進行も速いため、虫歯予防は出来るだけ早く始める必要があります。
当医院では虫歯の早期発見・早期治療、虫歯の予防処置、歯磨き指導、定期検診に力を入れています。

フッ素塗布

子どもの虫歯予防には、歯の質を強化するフッ素塗布が有効です。
生えたての歯のフッ素の予防効果は、さらに高いといわれており、1年に3～4回定期的に歯科医院でフッ素を塗ります。
＜フッ素のはたらき＞
1．化学的に歯のエナメル質と結合して、酸に溶けにくい丈夫な歯質になります。
2．歯を溶かす酸の生成を抑制します。
3．ごく初期の虫歯になってしまった部分を元に戻す作用（再石灰化）を促進します。
※フッ素塗布した後の30分間は、せっかく塗ったフッ素が流れてしまいますので、
うがいやお水を飲んだり、ものを食べたりするのは控えさせてください。

シーラント

歯の噛む面には複雑な溝があります。
この溝は奥のほうで深く広がった形をしており、特に乳歯や生えたての永久歯はとても複雑です。
この溝の中に食べ物やプラークが溜まると、歯ブラシでは溝の奥のほうまできれいに磨くことが
困難なため虫歯の原因となるのです。
この虫歯を予防するために、あらかじめ溝をふさいでしまう処置をシーラントといいます。
まず、歯の溝を超音波を応用した専用のブラシで奥のほうまできれいにし、
歯科用の樹脂を薄く流し込んで固めることによって溝をふさいでしまいます。
こうすることで虫歯の原因となるバイ菌や食べ物が溜まりにくい、虫歯になりにくい環境を作ってあげることができます。

定期検診

定期的なフッ素塗布や、ブラッシングの状態のチェックをすることによって、
虫歯になりにくい環境を維持することができます。
また、初期の虫歯は適切なブラッシングやフッ素塗布によって歯の再石灰化が起こり、
削らなくても良い状態にまで治癒することがあります。
このような初期虫歯のチェックも定期検診の重要なチェック項目です。
また、永久歯への生え変わりの途中のお口は、永久歯という大きな環境の変化に伴う痛みや、
磨きにくさによる虫歯・歯周病のかかりやすさの増大などが生じることがよくあります。
定期検診時に生え変わりのチェック、歯並びのチェックも併せて行っていきます。